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2012-04-14(土)

1)ネクタイとスーツと××...

体だけの関係。
そんな関係が好きだった。




カラダだけでも良い。
ただ、繋がっていたかった。

[More・・・]

夜を共にするからって本気な訳では無い。体は繋がっていても、心までは繋がらない。

何よりもそんな関係が好きだった。

面倒くさいのは嫌いだから。情熱的になっても結婚も何も出来ないのであれば、いっその事遊びと割り切ってしまえば楽だった。


「ほら、声出せよ。」


俺が摘むだけで喘ぐ彼を手放したくない。
今のままの関係を貫き通したい。

そんな思いで抱いてきた俺は、知らず知らずの内に彼に依存していた。
彼じゃない人とヤッてもイかないのだ。

つまらない、と言うより彼の顔を思い出す。すぐにベランダで煙草を吸うまで苛立ちが抑えられないのだ。


なのに、彼といるとこんなにも興奮する事が出来る。


「んぁ、ぁん。。。」

気持ちよさそうに俺に抱かれる洋介の顔は大好きだ。
だけど俺も社会人になり、こんな関係は長く続けられない事を学んだ。

だから、カラダは繋がっても心までは繋がる事が出来ない。
俺達は所謂「カラダだけの関係」なのだ。

俺のスーツとネクタイが床に散乱していて、ベットの上にあった洋介のシャツを、愛液で汚れないようにそこに投げた。

俺は汚い奴だと思う。
洋介が俺の事を心の底から愛している事を知っているのに、俺はこうして抱いている。

つき合う気も無いのに、こんな事をされて嫌な筈なのに。洋介は行為をいやがった事が一度もない。


「んああっん、ぅんぁ、」


彼のモノを舐めながら。
彼の喘ぐ顔を見ながら。
彼の全てを見上げながら。

いつもいつも、後悔をする。


俺は何をやっているんだろう。洋介自信が後から後悔するだけなのに。

そのまま朝になるまで。洋介を愛し続けた・・・・








俺は、浩一が覚悟している事を知っている。社会人となり一緒に居られない事を伝えられた以後も、彼の優しさにつけ込んで抱いて貰っている。

俺の喘ぐ声を聞きながら後悔している浩一を見ると、胸が張り裂けそうな位痛くなるのだ。

「洋介、ほら声出せよ」

俺に優しい声でそんな事を言う浩一の顔は日に日に寂しげになっている。もうじき俺から居なくなるんじゃないか、不安ばかりが募る一方で離したくない一心で。彼のモノが挿れられる際も彼に祈る。

(離れないで。。。。)

喘ぎながらも意識が飛ばないように、彼に祈る。


社会人となりスーツで俺の家に来るようになった浩一は、スーツを脱ぎ捨てる時に自分の姿を見て溜息を付く。
多分それは自分が社会人だと言う事を思い出しているのだと思う。

浩一は格好良いから、何人ものお金持ちから求愛されている。
両親も許嫁と結婚させようとしているのに、合間を縫って俺を抱いてくれる。


・・・・・この関係はずっとは続かない。俺はあと何回こうしていられるのだろう。
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テーマ : 自作BL連載小説 - ジャンル : 小説・文学

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