2017-05-/ 04-<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>06-

--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2012-06-30(土)

(4)ずっと後悔してたんだ。

[More・・・]

俺は目を疑った。もしかして、もしかすると、もしかしなくても・・・・
あいつは大見だ。俺は疑いもなくそう思った。


俺は一呼吸もしないうちにそっちの方へと足が動いていた。隣の男性は彼氏かもしれないなんていう気持ちなんてなかった。とりあえず何も考えずに足が勝手にうごいていたのだ。






「おはよー♪」


ベットの上で驚いたように俺の顔を凝視する大見は何とも愛らしく見えた。






「えっ・・・!?」


俺は今起こっている事が理解できず、困惑していた。そして夢ならどうか覚めないで欲しいと願っていた。この臭いも何もかもが変わっていない。香井の臭いだ。


俺が困惑しているのを察したのか、香井は嬉しそうに顔を手での伸ばした。


「ほら?夢じゃないでしょ?」


笑いながらそう言う香井を、俺は早く抱きしめたい衝動に駆られていた。なぜだか夢だとしか思えなかった。もう一生会えずに思いを伝えられないと思っていた人物がすぐそこにいるのだから。笑うのを我慢している香井にそのまま俺を力一杯抱きしめられて、俺は彼に体をゆだねた。


「うそっ・・・ほんっ・・・もの?」

「やだなぁ。俺に偽物なんていないよ。」



体を離すのが惜しく思え、俺達は指を絡め合った。


泣きそうな俺をあやすように背中をリズムよく叩く香井への思いは涙の量と共に増えていった。昔の消えかけた記憶が呼び覚まされ、俺は惹かれ合うようにまた抱き合った。



「俺、ずっと大見に会いたかった・・・」

「俺も・・・!!ずっとずうっと・・・合いたかった・・・」

「居酒屋でお前に似た後ろ姿を見たんだ。ちょっと変わってるけど絶対大見だと思った。その時には・・・俺っ」


俺は泣きながら香井の体を求めた。


「・・・今日、朝まで大見の時間を貰って良いか?」

「・・・ヤダっ・・・、朝まで何て言わないで・・・。俺はずっとずっと香井に会いたかったんだっ・・・。ちゃんと思いを伝えたかったっ・・・」


「俺だって・・・思いを伝えたかった。」



((ずっとずっと後悔していたんだ。あの日何で思いが伝えられなかったのだろう?))





「「 好き 」」






二人の鼓動と体は重なり合って、そのベットの上に倒れ込んだ。










スポンサーサイト
23:50  |  ずっとこうかいしてたんだ。  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメント:を投稿する

URL
コメント:
パス  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメント:を表示  (非公開コメント:投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバック URL

→http://mayu1sakuraisho.blog.fc2.com/tb.php/124-a2bb8d77
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック:

▲PageTop

 | ホーム | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。