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2011-12-28(水)

(1)5日間---Instead of her----

俺もまさかこんなことになるだなんて思わなかった。出会いは奇跡的だった。





5日間---Instead of her----









「あー斉藤さん。」





事務系の会社に所属する俺は、入社して一年。若手として皆に支えられて仕事をしてきた。そんな俺がたった今、物凄い状況だ。



「え?あ・・・はい。」





目の前には「社長様」がいらっしゃるわけで。この会社は大手なので、人数もハンパじゃない。俺みたいに若手でしかも大した成績も残していない俺にわざわざ社長が来ること自体おかしい事なのだ。



「実は君にお願いしたい事があってね・・・・・」



「え?あ、ハイ・・・」



さっきと同じ言葉を二回言ってしまった。これだと「え、あ、はい。」しか喋れない機械的な人のようだ。

周りも社長の来招に変な緊張感が漂う。





「席を外してもいいかな?」







------





夜。俺は何故か合コンに向かっている。何故かとか言いながらも、勿論何故来たのか分かっているのだが・・。結局「合コンの誘い」だったのだが。どうして俺が社長に「合コンにいってくれ」と頼まれたのだろうか?





未だに考えてもやっぱり謎は膨らんでいくのみだ。





「あー、お前もか?社長命令だから仕方ないよな~」



気がつくと会社でトップクラスの成績を残す俺も憧れな内田先輩が立っていた。顔が物凄く整っていて、しかもムードメーカーでもあり、会社の顔と呼んでもいい位「超優秀」なエリート。

でもそれを自慢げに上からという訳でもなく、普通にこなしているのだ。正に「完璧」という言葉が似合う男だ。



「お前も?」



振り返るとコレまた会社でも大人気な山岡先輩。この人は仕事も速く女の人の扱いも上手い事からか常に騒がれているイメージしかない。この人も俺の憧れの人。



「山岡がいたら安心だわー。女基本放置でも処理してくれるし。」



内田先輩が言うと、山岡先輩も呆れ顔で笑う。



「俺今日しんどいからそういうのパス。運悪くも残業明けなんだよ・・・。」



顔にそのしんどさが出ていないのもすごいと思う。



「じゃぁ、行くか。」

「そーだな。」



俺は(先輩 先輩 後輩)というなんとも居辛い状況のまま、待ち合わせ場所へと向かった。

そしてすぐに、何故俺達(俺が呼ばれた意味は分からないけれど)が呼ばれたのかが分かった。





「あ~、男性軍登場~!」

「遅い~」



よく見ると・・・あれは社長も娘だろうか。だったら尚更羽目を外せないじゃんか。それを察したのか、山岡先輩も適当にはしなさそう。どんなけ「適当に」と言ってもこの人は真面目だし、元々女の子には適当に出来ないタイプのひとだから大丈夫だと思うけれど。



「じゃぁ、何頼みますか?」



社長の娘の隣の子にそう言われ、俺は何となく「枝豆」と答えた。



「一発目から御摘みって・・・」



内田先輩の一言でその場に笑いが起こり、笑わせようとした訳じゃないがその場が何となく馴染んだ気がして良かった。

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テーマ : 自作BL小説 - ジャンル : 小説・文学

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