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2012-01-05(木)

1秘密の花屋




桜の花びらが舞い落ちて、暖かい春風が髪を靡≪なび≫く。
そして新入生達の制服を見て、やっと春になった事を思い知らされる。

〝4月〟

こんなすがすがしい日なのに俺の顔色だけが曇っていた。

両親からのお見合い話が朝まで続き、そのせいで寝不足。絵に描いた様な隈が出来ている。


言っとくが「お見合い」なんて簡単に言うけれど、簡単なものじゃない。会わせたらなんとしてでも結婚させようとするだろう。俺にとって恋愛なんざ興味が無い…と言っても


「じゃぁ未来でどうするの?困るでしょ。」

の一点張りで。


しかも女の人よりも男の人にの方がドキドキしてしまう。その自分が悪いのもよく分かっているけれどやはりそんな自分を止められる事無く高校生。

この年になるともうそんなのどうでも良くて。誰にも言わないけれどこのままでも良いと思う自分が居る。

そんな事を考えていたら、一軒の花屋が目に留まった。ガラス張りで店内がよく見渡せるその花屋には当然だが色とりどりの花が立ち並ぶ。


その店の前で水をあげる一人の男性が目に留まった。不意にb嬉しそうに水をあげる姿に何故か鼓動が高まる。

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テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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