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2012-02-07(火)

8執事様のご奉公

[More・・・]

明春祭りは予想以上の盛り上がりを見せていた。学校で試行錯誤して生み出したB級グルメは毎年大人気で、色々な客が集まるのだとか。
あそこで行っている軽音部の路上コンサートは凄い熱気を見せている。

そんな中、夕凪は「お化け屋敷」の受付担当らしい。そう言えばココのお化け屋敷はリアルそのもので、毎年長蛇の列が出来る程の手の入れようだと聞いたことがある。

『隼人様、いらっしゃったんですね!!』

俺を見つけた夕凪が向かってくる。それと共に後ろから歓声が聞こえた。

(うわぁ~格好良いね。)
(二人とも、モデルみたーぃ)


女子の歓声は次第に大きくなり、俺をいらだたせる。・・・何故だろうか。
自分は女子の歓声を聞くといらだってしまうのだ。

普通男ならば、嬉しくなくても別に嫌な気はしない筈だ。なのに、心臓辺りに悪性のガスがたまったような錯覚に陥ってしまう。

『いきましょう。』

突然夕凪は俺の腕を引っ張って何処までも進んでいく。

「って――、お前受付は・・・」
『もう、休憩なんですよ。』

夕凪は何となく俺の気持ちを理解してくれているのかもしれない。気が付いて、その場から脱出させてくれた・・・何て、都合の良い事を考えすぎだな。

それでも、やはりそんな気持ちを理解してくれる人なんぞ今までにいなかった。

女子からモテても全く喋らない俺を、憧れとうざったい目で見られていたのだろう。現に男子は誰も近づかない。


『隼人様・・・・す、』

「え!?」

何かを言い掛けたのだろうが、それは軽音部の突然の演奏によってかき消されてしまった。周りの歓声は演奏を聴くために次第と小さくなる。

「何て言った?」

『な・・・なんでも無いですよ。』


ふと顔を見ると、頬を赤く染めた夕凪が立っていた――――
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テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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