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2012-02-19(日)

9執事様のご奉公

[More・・・]

「隼人様、・・・・好きだぞ?」


夕凪は猫耳で俺に迫ってくる。妙に可愛いコスプレしていて、そうは言っても、まぁいつもスーツだからコスプレをしているようなモンだが。特徴的な茶色の癖毛は猫耳で隠れてしまっている。


そう言えば、いつもの敬語口調じゃないのも変だろう。だけど周りの人々は男で有る俺達がこんなことをしていても、全く気付かないようにも見えるが、こんなに人がいたらヤバイって。


っていうか突っ込みそこじゃねぇし











プルルルルルル・・・・・


豪華過ぎる部屋に一人部屋とは思えない位に広々とした空間。出来るだけ物は置かないようにしているせいか余計部屋が広く見えてしまう。天井は高すぎて、ベットの上に立っても決して届く事は無い。

他でも無い俺の部屋に、気が付くと俺はいた。こ、これは・・・、お約束的パターンですか。自分で突っ込みを入れる俺が何だかとても虚しく思えた。今の自分は、いつものクールな自分では無い。落ち着かないとと思っても、さっきの猫耳姿は、頭から離れてくれない。


「大丈夫でしょうか、隼人様?」


気が付くと側には夕凪が居て、その姿を見て思わず撃沈してしまった。そして思わず二回程頭を自分で殴った。それも思いっきり、夢から覚めるように殴っても夢から覚める気配は無い。

「いや・・・、夕凪。その耳・・・?」


おそるおそる、聞いてみた。


自分の目が狂っているだけかもしれないから、とりあえず深呼吸して、もう一度見てみる。夕凪の耳には、確かに「猫耳」が付いている。・・・正夢など絶対にあり得ないものだと思っていたが、まさかこれが現実になるとは夢にも思わなかった。


思わず鼻血を出しそうになるのを我慢しながら、返答を待ってみた。


「いやッ・・・ですから・・・あの。」


ためらいがちにゴソゴソと言うのは、正直言って夕凪らしくは無い。正直今までは、猫耳のどこが良いのか理解出来なかったが、今はもの凄く理解出来た。


「要様から・・・」

「要?」


俺にそんな知り合いがいただろうか。記憶を辿るがやっぱり思い出せなかった。やっぱり夢なのかもしれない。
そうだ夢だ、夢。覚めないとロクな事が無い。もう一度思いっきり顔面を殴った。


さ、覚めない。


「夕凪、頭殴ってくれ、」
「殴るのですか?」


冷静な顔だが、何時も以上に驚いた顔で言う夢の中の夕凪は「は、はぁ」とためらいがちに拳を振り上げる。緩く殴ったのが伝わる程優しい殴りだが、痛い。

夢、ではなさそうだ。


「あの『鶏くん1号』をプレゼントしてくださった要様が、朝郵便受けを見た所届いておりまして、セットしろとの事だったので・・・」



最近学校でも授業でも、休み時間でも、家でも邪魔をしてくる「あいつ」か。そう言えばこの前も変な時計を贈ってきて迷惑かけてきた奴だ。何度も何度も無視するが、何度も何度も邪魔をしてくるあいつの頭の中は、到底理解出来ない。夕凪の心の中以上に、中に何かを隠しているような気がする。


要は金色と茶色の混じった髪の毛で、女子から常に騒がれている。だから俺にこんな事する暇があるんだったら、女子の相手をした方が時間が有効だと思うのだが。


「―――、すぐ捨ててこい。」

「かしこまりました。」



要とかそんな名前だったであろうそいつには、とりあえず迷惑をかけられっぱなしだった。
まさかこれが本当に正夢になるとは思わなかったが・・・・。




だけど、一つだけ言えるならば・・・、その・・・・・




夕凪の猫耳姿はか、可愛かった。
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テーマ : BL小説 - ジャンル : 小説・文学

12:18  |  執事様のご奉公  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●はじめまして

ドキドキしながら
一気に読んじゃいましたよ!
続きが気になる~

楽しみに待ってますねww
大和888 |  2012.03.30(金) 21:08 | URL |  [編集]

●NoTitle

ありがとうっw

こんな小説だけど、宜しくお願いしますっ
 |  2012.04.01(日) 10:22 | URL |  [編集]

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