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2011-11-27(日)

6ちょこれーとな味

目次

「ここは食堂、このメニューはオススメだ」
「へぇ。」

裕太が答えるのはただ単調な返事だけ。それでも何となく
やんわりした笑顔で頷いてくれるので俺はどんどん足を進める。



そんな調子で俺は大学をぐるりと回っていった。簡単な説明しか入れないのに
真剣に聞いてくれる裕太を見ると嬉しかったのだ。



「あ、そうそう。図書館は参考書とか色々借りれるから便利だな。」

ずっと前に探していた参考書を偶々見つけてからは、ちょくちょく来ているのだ。
最近では帰り際に毎日来ているかもしれない。





「「え……?」」

突然目の前のドアが開き、俺は唖然としてしまった。
まさか目の前から出てくると思いもしなかった人に会ってしまうなんて。
呼吸が速くなるのが自分でも分かった。




出てきたのは紛れも無く………雅兄だったからだ。


「雅兄…」

「って康、何で?」


雅兄はスーツ姿だ。高そうなスーツでも見劣りしない雅兄の姿に
ドキっとしてしまう。

自分でも心臓の高鳴りが感じられた。何故こんなにもドキドキするんだろう?

でも…、ここにスーツで居るって事は……もしかして。


「雅兄って……」
「……歴史だ。」

俺の言い掛けた時に、ぼそっと言った。さっきから会話成り立ってるのか、成り立ってないのかいまいち分からないが、なんとなく通じた様だ。

「今年から、ここに移ったんだ。」

やっぱり世間は狭いなと改めて実感した瞬間だった。

「っていうかさ、先輩の知り合いですか?」
「ここの先生…らしい。」

また裕太の変な癖が出ている。
裕太は俺以外の…というよりも、俺の周りの男を敵視する癖があるのだ。


「それよりも、時間大丈夫なのか?」


時計を見ると、授業まであと5分だ。ここの大学は5分前には着席しないとならないと言う仕来りみたいなモノが有るのだ。

「すいません。失礼します。」




さっきからうるさい俺の鼓動の高鳴りは、席に着いても収まる事は無かったーー。

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テーマ : BL小説書きの日記 - ジャンル : 小説・文学

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